僕の勤める会社の概算年収を大公開。
大企業の年収ってどんなもんよ。
高卒と大卒で全然違うんでしょ?
自分の年収と比べたいな。
ググって手に入る企業の平均給与って、かゆいところに手が届かないですよね。
そこで、僕(@suzukiblog_jp)の勤めている会社の年収を赤裸々に紹介しちゃいます。
僕のプロフィールをチェックすればどこの会社か目星がつきますよ。
大手製造業の高卒の概算年収

僕は高卒です。経験した金額をつつみかくさずお伝えします。
ただし、工場勤務は残業と夜勤で収入が大きく増えるので、補足情報はしっかり記載しますね。
10代:260〜380万円
入社したばかりで基本給が低いです。
残業は最低賃金+100円くらいの時給ですが、夜勤の手当は勤続年数と関係ないので、夜勤をすると年収が跳ね上がります。
夜勤の手当てが気になる方はこちらの記事
「工場勤務が不安?判断材料をあなたへ 【適正セルフチェック11項目】」
〜25歳:300〜420万円
すこーし基本給が上がってきますが、あんまり変わりません。
残業と夜勤がないと物足りない収入です。
〜30歳:360〜550万円
仕事に慣れてきて、職場にいるおっさんより働いているのに、もらえる給料に差がありすぎることにストレスを感じる年頃です。
20代後半から同世代の中で昇格スピードに差がつきます。いわゆる、出世レースの優劣が見えてきます。
〜35歳:420〜650万円
30歳を超えてくると残業の力が大きくなります。時給2400円くらいになるので、毎月30時間やれば年収が86万円UPです。
ボーナスも年功序列で上がるので、順調に出世すると夏冬で100万円を超えます。
〜40歳:500〜850万円
このあたりで、出世競争から脱落していく人が出始めます。
残業と夜勤があると充分な年収になるので、管理職をやらないという選択をする人もいます。一生、作業者を選択したことです。
この年代から残業が時給3,000円を超えてきますよ!
2022年時点で僕は37歳ですが、夜勤なし残業ありで年収750万円です。
〜45歳:500〜1,000万円
ここでついに!8桁年収の登場です。
残業と夜勤をバリバリやると到達します。
ただし、もう若くないんです。ほとんどの人がクチをそろえて言うのは、「お金より時間が欲しい」です。
出世が早い人は係長になって、もうすぐ経営者側になるという年齢です。
〜50歳:500〜1,200万円
僕の勤める会社は課長になると1,000万円の年収に到達です。
そこからも、成果を上げることで年収が上振れします。
次長格へ昇格する人はごくわずかですが、更に年収が上がります。
ここまで来ると多くの人が、出世レースからは外れてそれぞれの持ち場で働いています。
〜55歳:500〜1,400万円
次長になると高年収サラリーマンです。高卒でここまで上り詰めたら大勝利ですよね。
部下を200〜400人を持って、大きな責任を負いますが、それに見合った報酬ではないかと思います。
〜60歳:500〜1,400万円
55歳を迎えると役職から外れます。
年収はほとんど据え置きでマネージャーの座を降りることになります。
この年代で「働かないおじさん」が量産されています。
既得権益という甘い汁を吸う年代です。
〜65歳:250〜700万円(くらい)
60歳から再雇用となります。
ざっくり年収が半分になると諸先輩方から聞いています。
ハードな現場で働いている人は退職していきますが、デスクワーク中心になっていると、ほとんどの人が再雇用を選択しています。
彼らは「年収が半分だから仕事も半分だな。」とかふざけたことをぬかしています。新入社員より労せず収入が高いので、だまっていてもらいたいものです。
国は定年延長を進めていますが、会社としては負担が増えますね。
まとめ

1つの会社の年収ですが、どうでしたか?
大企業なので高い方だと思います。
2022年時点では、日本の大手製造業は年功序列と終身雇用が守られています。
人事制度は少しずつ変わっていますが、既得権益を壊すのはまだまだ時間がかかりそうです。
僕は成果や実績に応じて給料が決まる方が健全だと考えています。
この記事で紹介したように、年齢が上がらないと給料が増えない制度は変わるといいなと思っています。
でも、年功序列と終身雇用はステキな仕組みなのでお世話になってますが。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
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