あなたの勤め先は給料が上がっていますか?
え?どういうこと?
年功序列だから関係ないよ。
定年まで働くだけだよ。
僕は大手製造業に勤めています。今までずっと給料は上がり続けているし、大きな不満はありません。
でも、学生時代の友人と話していると、これから給料はほとんど上がらないそうです。
企業間の格差は大きくなるばかりと感じます。
この記事では下記についてわかります。
先輩の給料があなたの未来の給料

まずは、先輩や上司の給料を知りましょう。
人によっては教えたがらないですが、休憩中になにげなく聞けば教えてくれることもあります。
飲み会でもいいですね。
僕は後輩や部下に聞かれたら、正直に答えています。
どうしても聞きにくい場合は、会社制度の給料に関する情報を集めましょう。
めちゃくちゃわかりにくいですが、基本給などの計算方法がどこかにあるはずです。
見つからなければ、給料について取りまとめている部署に問い合わせましょう。
人事部、経理部、総務部のどこかが一般的です。
ググって平均給与を知っておいてもいいですね。
大卒と高卒で基本給が違うので注意してください。
これで給料の未来予測ができます。
あなたの生涯年収を計算しよう
日本の製造業は、まだ年功序列・終身雇用制度を取り入れている会社が多いです。
そうなると、急に給料が上がったりすることはありません。
先輩・上司の給料がそのまま、未来のあなたの給料です。
エクセルなどで年齢ごとに予想年収を入力して計算してみましょう。出世したパターン、出世できなかったパターンなど、シュミレーションをすることで生涯年収がわかります。
あなたのシュミレーション結果と厚労相のデータを比較することで、安く働きすぎていないか確認します。
夢も希望もないと思ったあなた、転職活動を始めましょう。
早く出世して先輩たちと同じ給料になりたい!そう思ったのなら、出世できるようにそのまま頑張ってください。
>>大手製造業のリアルな年収が気になる方へ
「【工場勤務】大手製造業の年収は?見逃せない年齢別の年収早見表」
未来に希望が持てないと思ったら転職活動

「転職」と「転職活動」は別のものです。
転職活動は実際に会社を辞める必要はありませんよ。
過去の僕は会社を辞めないと転職活動できないと思っていました (笑)
転職活動はノーリスク・ハイリターン
転職活動は多くの日本人がやっていませんが、やるべきだと強く伝えたい!
海外では当たり前の行動ですよ。
勤務先で給料が決まる
製造業はどこに勤めるかで給料が大きく変わります。
全く同じものを作っていても、会社によって給料水準が違うのです。
例えば、トヨタ自動車とスズキ自動車で給料が違います。
「そんなの当たり前だ」と言われそうですが、ちょっと待ってください。
自動車のドアを組み立てている人って作業内容に差はないですよね。
やってることが同じなのに給料は差があるんです。
その人のスキルではなく、どこに勤めているかが重要なんです。
あなたはもっと高い給料で活躍できるかもしれません。
製造業から「同一労働・同一賃金」
国が「同一労働・同一賃金」を推し進めようとしていますが、現状は同じ労働をしていても、勤めている会社によって給料は大きく異なります。
「同一労働・同一賃金」が進んでいけば、勤め先で給料が変わる職種は減っていきます。
そのためには、転職が当たり前にならないといけません。
給料の安い会社に人が集まらなくなれば、その会社は給料を上げて人を集めるしかないからです。
国はクチだけ、会社は低賃金で人を雇いたいので、労働者から仕掛けるしかないですよね!
ちなみにアメリカは同一労働・同一賃金の国です。コロナ禍で転職が今まで以上に盛んになったことで、スタバのバイトが時給5,000円まで上がりました。
>>さっそく転職活動を始めたい方はこちらの記事
「【工場勤務の転職活動ガイド】お手軽に始める3ステップ【どうやるか流れを解説】」
転職活動はリスクヘッジです
未来に希望を持ちづらい社会になってきました。
- 人生100年時代
- 定年が70歳
- 終身雇用の崩壊
- 年功序列の廃止
- 個人で稼ぐ時代
いい高校に行って、いい大学に入って、いい会社に勤めれば、一生安泰というわけでもなさそうです。
その中で転職という選択は当たり前になっていくでしょう。
日本以外の国では転職なんてスーツを買い替えるよりも気軽にやっています。
同じ会社に一生勤め続ける人なんてビックリされてしまいます。
日本でもすでに大転職時代なんていう人もいます。
波が来る前に準備して、あなたの人生が会社と一緒に転覆しないようにしていきましょう!
>>まずは転職サイトで求人をチェック
「工場勤務の求人サイト比較【2022年 最新版】失敗しない転職情報」