企業内学園

〇〇な人は行くべき!!企業内高校・企業内学園へ進学の勧め【5つの理由あり】

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中学卒業後の進学先は悩みますよね。

悩んでいる人

大学進学はしない予定。
工業高校へ行って就職しようかな。
先生には進学校を勧められるけど…
なんか都合の良い高校ないのかな?

人生初の大きな決断の時ではないでしょうか。

ぼくもそうでした。

そして僕は「企業内高校進学」を選択しました。

企業内高校卒業後の現在、僕は大企業のロアーマネージャーとして働いています。

36歳時点で年収は750万円程。

それなりに良い生活を送っています。

そんなぼくが企業内高校に向いている人とその理由を紹介します。

この記事では

企業内高校進学が向いている人がわかります!

ぼくの出身校について徹底的にnoteへまとめました。

受験を考えているひとには必見の内容になっています。

安心して受験を検討できますよ!

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【ぼくが卒業した企業内高校を徹底解説】

〇〇な人は行くべき!!企業内高校進学の勧め

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企業内高校ってそもそも何?
というあなたにはこちらの記事

それでは早速、企業内高校へ行くべき〇〇な人をご紹介です。

1. モノづくりが好きな人

どこの企業内高校へ行っても、製造業に従事します。

配属先はさまざまですが、「モノを作ってお客様へ売る」という工程のどこかを担うことになります。

  • 生産ライン…同じ物を繰り返し作る
  • 保全…壊れた機械を修理する
  • 生産技術…生産工程を設計する
  • 試作部署…開発中の製品を作る
  • 開発部署…新しい製品を生み出す
  • 研究部署…新しい技術を開発する
  • 生産管理…生産に関わることを管理する

大企業なので本当にたくさんの部署がありますが、モノを作ることが好きならどんな部署でも続けられます

やり始めると小さなことでもやりがいを見つけることができるでしょう。

2. 家庭の事情で高校進学を諦めかけている人

家庭の金銭的な事情で高校進学を諦めそうな人は受験だけでもおすすめ。

受験料は無料、受験時の交通費を支給までしてくれます。

不合格だったとしても失うものはありません。

合格すれば高卒として大企業に就職が決まり、ある程度の収入が約束されます

企業内高校は就職したことになるので勉強しながら給料がもらえます。

そこから学費、寮費、食堂料金、修学旅行費 など が差し引かれます。余ったお金が手元に振り込まれるので、保護者の金銭的な負担はほとんどありません

ぼくの通っていた企業内高校は入学時の制服代と教科書代で10万円くらいしか親は負担していません。

ぼくの同級生で、親がシングルで貧しかったり、在学中の少ない給料を親に仕送りしていたり、苦労していそうな人はいましたが、今となってはみんな家庭を持って幸せそうに生活しています。

3. 大学進学せずに高卒でいい人

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心配するとしたら最終学歴が高卒になることです。

大学に進学したい人は、後悔しないためにも受験は慎重になるべきですが、もともと大学に進学する気がない人や金銭的に進学ができない人は企業内高校を選択肢に入れてみて下さい。

勉強が得意な人限定ですが、企業内高校からの大学進学というウルトラCも存在します。

周りの同級生は就職が確定してお気楽ムード、高校生にとってはあまりある財力で遊んでるのを横目に勉強できる精神力が必須です(笑)

1つポイントとしては、大卒で同じ企業に入ろうとすると一流と呼ばれる大学を卒業しないと難しいということ。

トヨタ、デンソー、日立、日野、どこも一流大企業です。

ぼくの出会った同じ会社の大卒の方々は、東京大学、京都大学、一橋大学、東北大学、名古屋大学、早稲田、慶応、etc… 

大学受験していないぼくでも凄いとわかります。

実際に優秀な人が多いです。

勉強が苦手でFラン大学を出て無名企業へ就職するくらいなら、高卒で大企業へ入社する選択は悪くはないと思いませんか?

4. とにかく大企業に就職したい人

昭和・平成の考えかもしれませんが、とにかく大企業に入れば勝ちが確定すると親に言われて育った人は少なくないのでは。

僕はその1人で、「将来は公務員が安泰だ」と母親に言われて育ちました。そのせいか、安定思考になっていたため、中学卒業で就職先を決められたのかもしれません。

今となっては全く後悔していませんし、良い選択だったと考えています。

大企業に入って知ったのは、福利厚生がとにかく手厚いです。高卒なので基本給は大卒と比べると低いですが、福利厚生は平等です。

高卒で給料が低いと言っても、大企業で順調に出世すると世間水準より高い給料がもらえます。夜勤や残業で振れ幅はありますが、簡単に見積もるとこんな感じです。

  • 10代…年収300〜400万
  • 20代…年収300〜500万
  • 30代…年収400〜800万
  • 40代…年収700〜1000万
  • 50代…年収700〜1300万

管理職になり始める30代から収入の分岐点です。責任は大きくなりますが、次長格まで出世すれば年収1200万円を超えることも可能です。こうなると大卒で出世できない人より収入が高くなったりもします。

5. なんとなく工業高校へ行って就職予定の人

工業高校へ行こうかなって人は、機械や車などのメカや電気、ソフトウェアに興味があるのではないでしょうか。

そして、漠然とどこかに就職できればいいやくらいで進学を決めているのではと推測します。僕がそうだったので…

そんな人にも企業内高校はオススメです。

工業系の高校の進学レベルは下記の順です。

  1. 国立高専
  2. 企業内高校
  3. 工業高校

学校の先生に工業高校に行くより進学校を勧められる人は受験して受かる可能性があります。

受験日はどの高校よりも早いので、ダメ元での受験もアリです。

不合格だったら一般受験に切り替えができます。

企業内高校に合格する条件は?

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合格基準は公表されていませんが、学力だけで採用していないことは確かです。

日野工業高等学園の入試の試験内容のQ&Aでは

Q7 偏差値はどれくらいですか

本校の場合、学力だけでは合否を決定していないため偏差値は取っていません

引用元:日野工業高等学園ホームページ

ぼくの高校の同級生の実話です。

同じ中学校から3人受験したのですが、自己採点の結果と内申点が1番低い彼だけが合格したのです。

彼は運動が得意で活発だったので、部活動の成績で選ばれたのではないかと推測していました。

他にも同級生の学力レベルに雲泥の差があります。中学校時の内申点がほぼオール5の人、オール2以下の人がいて、普通の高校ではあり得ないバラつきがありました。

これらのことから、誰でも合格の可能性があると言えます。

興味のある方は諦めずに受験をオススメします。

あなたの周りに企業内高校へ進学した人がいなくて、信じられないかもしれませんが、存在する学校です。

ここで紹介した5つのタイプに当てはまる場合は、選択肢の1つにしてみてはいかがでしょうか。

ぼくの出身校について徹底的にnoteへまとめました。

受験を考えているひとには必見の内容になっています。

安心して受験を検討できますよ!

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【ぼくが卒業した企業内高校を徹底解説】