ささいなことでも管理してくる上司に出会ったことはありませんか?
10分の離席で「何してたの?」って、
トイレ行ってただけだよ。
いちいち管理・監視されて息苦しい。
もっと任せてほしいよ…。
僕(@suzukiblog_jp)の勤める会社では、年功序列が根強いため、困った人が上司になることがあります。
「うわー!上司ガチャ外れたーー!」
って思いますが、簡単には上司を変更することはできません。それなら、振り回されることなくハッピーに仕事をしたいですよね。
そこで、海外出向、長期出張、部署異動6回など、多くの職場を渡り歩いた僕が実践した処世術を紹介します。
【上司図鑑】責任にビビって細かい管理をしたがる上司と付き合うポイント
さっそくですが、今回の上司『山田係長(仮名)』と付き合うポイント
山田係長の紹介
- 費用管理は得意
- とにかく こまかい
- 上司の命令は絶対に従う
- 責任がともなうことは課長に確認
- ルールを作るが好き
山田です。
私の決めたことを守ってくれないと困る。
部下のミスが全く起きないように、
リスクは最小化して管理しています。
補足します。
男性、高卒、既婚、長身。
大雑把な僕にとっては天敵です。
ムダなルールを作らないで欲しい。
ルールばかりだと思考しなくなっちゃうんだよな…。
過干渉上司と付き合うためのヒント2つ
部下によって柔軟に管理方法を考えてくれればよいのですが、だれに対しても1から10まで徹底して管理してしまいます。未熟な部下に対しては、丁寧に感じるので正しいのかもしれません。しかし、ある程度の経験を積んだ部下に対しては、適切なのかは疑問です。
「部下育成」と「子育て」をひも付けることがあると思いますが、時には見守って失敗させてほしいものです。
1. 目的を問い直そう
山田係長には「人材育成」を武器に立ち向かえます。
山田係長は責任を負わないように立ち回ります。危機を察知するのはとても早く、部下への指示は迅速に行います。課長にとっては良い部下なのかもしれませんが、人材育成の視点が欠落しています。長期的な視点を持てば、人材育成は重要なはずです。会社の教育でも人材育成についてはしつこいくらい教えられます。
本当に必要なルールは効率化につながるのでやるべきですが、上司の身を守るだけのルールは面倒なので阻止しなくてはいけません。
「なんのためにやるんですか?」と聞いて、説明できないようなルールは不要です。
直接的すぎて言えない場合は、「人材育成の観点から、その部分は裁量を持たせてくれませんか?」と聞くと高確率で引き下がってくれました。どうしても引き下がらない時は、仕方ないのでたまには言うことを聞いてあげましょう。上司からの命令を拒否し続けて仕事がやりにくくなっても面倒です。
2. 面倒な仕事をトレードしよう
山田係長の部下だと仕事がスピーディにできません。新しいことを試すことはできますが、検証で「全く問題がない」と判断するまで次へ進めません。
あるエピソードです。
この仕事はどうしてもこうしたいです。
責任は僕が負うからお願いします。
知らない間に僕が勝手にやってたことにしてくれて構いません。
ただ、別件で納期を守れなさそうな仕事(※雑用)があるんですが、
誰かに手伝ってもらっていいですか?
わかった。
その仕事はやっておくからいいよ。
あれ?山田係長は責任を負うのは嫌いなのでは?と思いますよね。
部下の失敗は上司が責任を持つものですが、山田係長にとっては「直接怒られないこと」が重要なのです。こういう考えの上司は意外と多いです。業務を失敗して「会社にダメージを与えるか」という判断ではなく、「自分が怒られるか」で行動しているのです。
ちょっとした気遣いですが、「全ての仕事を任せて」よりも「やりきれない仕事はやって」と伝えるとお互いにバランスが取れた気になるのでオススメです。あなたは面倒な仕事が減って、上司は責任から逃れるのでwin-winとなります。
山田係長は雑用が得意なので問題ありません。
まとめ
以上、僕が山田係長の部下だった時の処世術です。
どんな上司に対しても大切なことです。目的がわからないまま指示に従うのは簡単ですが、目的を理解して仕事をしないとトラブル対応ができません。それに、指示がないと何もやれなくなってしまいます。
上司がやりたがらない仕事で、自分がやりたいと思う仕事の時に有効です。上司の苦手を引き受けて、あなたの面倒な仕事を手放せます。
あなたの職場にも山田係長のような人はいませんか?
大企業では責任を取らずに給料をもらおうとする管理職が多いです。縦割りがしっかりしていて、役割が決まっているにも関わらず、責任区分はあいまいを装えます。
「僕はそんな上司にはならないぞ」と考えていますが、出世していくとどうなるかをこれから検証していけたらと思います。
この記事が少しでもあなたの役に立てたら嬉しいです。
それでは、最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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