パワハラ上司に出会ったことはありませんか?
上司が怒鳴ってくる。
プレッシャーが半端ない。
要求が高すぎてついていけない。
きついよ…。
僕(@suzukiblog_jp)が今まで生きてきて一番辛かった時がこの上司と働いていた時です。
ミスをすると怒鳴られて、気持ちが萎縮していまい、なんだか視界が狭くなり、ミスが再発して、怒鳴られて、睡眠を削って挽回して…。
めちゃくちゃ悪循環に陥っていました。
パワハラは「やる側」が100%悪いです。一般的に正しい対処はこちら。
- 労働基準監督署
- 企業に設置されている相談所
- 弁護士
立場や状況で相談先を選択して、パワハラからすぐに離れましょう。
パワハラは百害あって一利なし! です。
とはいっても、どうしても今のまま働き続けないといけない場合がありますよね。僕がそうでした。将来のことや収入のことで、家族に不安を与えたくないという思いがありました。
大企業に勤めているから、転職しても給料は下がるし…。
内部告発して自分の経歴にキズがつくかもしれない。
この上司が苦手なだけで、仕事は好きなんだよなぁ…。
そんな中で、僕が実践したパワハラ上司との働き方をご紹介します。
正直に言うとあまりお勧めはしません。それでも知りたい方に読んでいただければと思います。
【上司図鑑】パワハラ上司と付き合うためのポイント

さっそくですが、今回の上司『田中次長(仮名)』と付き合うポイント
田中次長の紹介
『田中次長』について説明します。
【特徴】
- 専門性が高い
- すぐにキレる
- 出世欲がめっちゃ強い
- プライベートには仕事を持ち込まない
【田中次長の発言まとめ】
- 「いつ終わるんだ ?! 早くやれ !!!」
- 「Yes or No ?!!! 」
- 「黙れ !!! 」
- 「で ?」
- 「結論は ?」
田中です。
怒りっぽいのは自覚しています。
でも、部下が私の地雷を踏んでくれるんだよな。
厳しい指導は必要で、自分はそういう指導で人生が変わった。
職場に緊張感があるほうが良い。
辛い仕事をやり切った達成感が最高。
補足します。
大卒、中途採用、既婚、眼鏡。
出世に貪欲。
オシャレ、買い物が好き。
飲み会では仕事の話は少なく、
豊富な経験を語り楽しませてくれます。
ご飯もよく奢ってくれます。
仕事で怒鳴らなければ、完璧なんだよな…。
パワハラ上司と付き合うためのヒント4つ
田中次長は極悪人というわけではありません。自分の感情がコントロールできないという致命的な欠陥はありますが、専門性が高く、仕事に貪欲で、見習うことは少なくありませんでした。
1.メンタルケアを怠らずに生活しよう
僕はメンタルの強さには自信があり、自分が鬱病になることはないと思い込んでいました。でも、怒鳴られ続けていると、深く思考ができなくなり、負の連鎖が始まります。
こんな体験はしない方が幸せですが、勉強になったことがあります。僕が部下を持ったら、「絶対にパワハラしない」と心に誓うことができました。間違いなく部下のパフォーマンスが落ちるからです。
僕は無理して付き合ったことで、田中次長が近くにいると心臓が痛くなり、田中次長が席にいるとオフィスに戻れなくなりました。
悪化しなかった要因は幾つかあると思いますが、1つ心掛けていたのは「休むこと」です。
プライベート時間でとにかく回復です。仕事のことを考えたら休まりません。考えないようにします。
家族と平穏な時間を過ごしたり、趣味に没頭して楽しい時間を増やしましょう。
僕の休日の過ごし方は、食事を家族全員で楽しんで、子供と公園へ出掛けて、狂ったようにPokemon Goをプレイしていました。
2.仕事の目的を見失わないようにしよう
仕事の目的を見失ってはいけません。
- お金を稼ぐ
- 社会に貢献
- 自己実現
- 楽しむ
人によって様々だと思いますが、目的に向かっているかを振り返ることで、自分のやっていることが正しいのかを考えることができます。
仕事で「怒られるか」「怒られないか」が判断基準になると、自分が何をやってるのか全くわからなくなってしまいます。僕は怒られ続けた時に、この思考ではダメだと心から思いました。
3. 昭和の強豪運動部に入ったと思い込んでみる
昭和の強豪運動部のイメージは
- 監督の言うことは絶対
- ハラスメントは当たり前
- 水が飲めない
- 殴られる、etc…
誰よりも強く、上手くなって試合に勝ちたい、結果を残したいから強豪運動部に人が集まっていたのだと思います。
不本意かもしれませんが、パワハラ上司が仕事のできる人ならば、耐え忍ぶ価値は少なからずあるかもしれませんよね…?
「この厳しい指導を乗り越えた先には、明るい未来が待っている!」
そう信じて仕事をしていきましょう。
もし、無能で怒鳴るだけの上司だったら、すぐに証拠を持って然るべき機関へ駆け込みましょう。一緒に働くのは不幸にしか繋がりません。

4. 仕事の成果を噛み締める
田中次長の下で働いて良かったことは仕事で大きな成果を出せたことです。
仕事で成果を上げることに関してはとても優秀でした。
怒鳴られながらも、歯を食いしばって指示に従い続けていたら今まで到達したことのない成果を上げられました。5億円くらいの採算改善ができましたね。
怒鳴る必要は全くないですが、仕事に対するストイックな部分は見習いたいところです。
病気にならなかったから言えることですが、常に興奮した状態で働けたのは振り返ると良い経験でした。大きく成長できたと自負しています。
でも、何度も言いますが怒鳴る必要はないです。
まとめ
僕はなんとかパワハラに耐え抜き、結果的には成長することができましたが、心に傷が残るとずっと苦しむことになります。いまだに僕は田中次長から社内メールが届くと、内容はどうであれ動悸がします。もう別の職場にいるのですが、反射的に身体が反応してしまいます。
もし、あなたがパワハラで悩んでいて、この記事で少しでも気持ちが楽になったら幸いです。
最後に何度も言いますが、パワハラは百害あって一利なし!一番厄介なのが本人はパワハラをしていると自覚していないことが多いのです。
パワハラなんかせずに、業務指導や仕事で成果を出せる人が優秀な上司です。
僕はたまたま大丈夫でしたが、そうでない人もいると思います。
組織内で立場が上の人に逆らうのは勇気がいることだと思いますが、我慢したあなたが壊れてしまったらとても悲しいことです。
こんな記事が読まれない社会になって欲しいですね。
最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
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