能力が低いのにプライドが高い上司に出会ったことはありませんか?
上司のミスをカバーしているのに謝罪がない。
他人のミスに対しては責め立てる。
能力ないのに自信過剰だよ…。
トップクラスの上司ガチャハズレ案件です。
だからといって、簡単には上司を変更することはできません。
それなら、振り回されることなくハッピーに仕事をしたいですよね。
そこで、海外出向、長期出張、部署移動6回など、多くの職場を経験したぼく(@suzukiblog_jp)が実践した処世術を紹介します。
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【上司図鑑】無能でプライドだけが高い上司と付き合うためのポイント

さっそくですが、今回の上司『中村係長(仮名)』と付き合うポイント
無能でプライドが高い上司:中村係長の紹介
『中村係長』について説明します。
【特徴】
- 部下に全ての仕事を押し付ける
- 上司へのアピールは必死
- まともに管理業務をやれない
- 過去の実務はそれなりにやっていたらしい
- 部下からもれなく嫌われている
中村です。
管理職は部下を使って成果をあげるもの。
部下の成果は自分の成果。
そうやって先輩達もやっていた。
上司の言うことは絶対。
最近の若い奴らはその辺がわかっていない。
補足します。
男性、高卒、既婚、無能。
感謝の言葉が本当にわざとらしい。
謝罪してるところなんて見たことないです。
知識や考えが浅く、
その場凌ぎで適当なことを言う。
困ったら大声で逆ギレ…。
高プライド無能上司と付き合うためのヒント3つ
ぼくの勤める会社では年功序列が色濃いため、能力とは関係なく年齢が上がると昇進していく人が多いです。
部下が運よく優秀だと係長くらいまでは無能でも上がってしまいます。
1. 深く関わらないようにしよう
ほとんどの日本人は他人に迷惑をかけないように社会生活を送っていますが、稀にそうでない人がいます。
中村係長です。
中村係長とは深く関わらないのが正解ですが、上司である以上、あなたの人事考課に影響を与えてしまいます。
悪い印象を与えるのは得策ではありません。
上っ面の関係で淡々と業務を遂行しましょう。
管理職は部下が成果を出していれば嬉しいので、しっかりと仕事を進めてさえいれば、別の部下のところへ文句を言いに行くでしょう。
中村係長は能力がなく、部下として学ぶこともないのでそれで十分です。
2. 更に上の上司(課長)へ話をしよう
直属の上司に困った時は、もう1つ上の上司に頼ることは重要です。
最初に書いたように浅く付き合うことが難しく、理不尽に耐えられない時はもっと上の上司(課長)に相談しましょう。
部下のパフォーマンスが落ちることは組織にとってマイナスしかありません。
まともな上司なら真剣に相談にのってくれます。
それに、周囲の人は中村係長が困った奴だと気づいていることが多いです。
上司のマインドを変えようとするのは辞めましょう。
頑張れば相手に気持ちが通じて、変わってくれると思うかもしれません。
上司と部下という上下関係でそれはありえません。
部下の声に耳を傾けられる人であれば、あなたはこんなにも困っていないでしょう。
3. 時には上司を手のひらの上で踊らせてやろう
自分のミスは棚に上げ、部下の些細なミスは鬼の首を取ったように晒します。
部下の成果は全て自分がやったかのように横取りしていきます。
「どうにかこの無駄なストレスから解放されたい!」
そこで僕が考えて、実践したことを紹介します。
プロジェクトを任されていた時、中村係長が概要を把握しない(能力がないので出来ない)のを利用して実践しました。
課長、次長へプロジェクト計画を報告する場で、今までのやり方を否定した改善案を説明しました。
事前に報告資料はメールで送付済み、中村係長が内容を理解していないのも想定内、まんまと「今までのやり方を否定」したことに喰いついてきました。
中村係長はプライドの塊です。
部下からの否定など許容できるはずがありません。
課長、次長の前で感情的になるのを抑えて口撃するのも想定内、指摘内容も想定通りで、冷静に返答を重ねる僕に軍配が上がりました。
途中で次長が見苦しくなって、「わかった」とだけ言って終わりました。
「あーー!めっちゃスッキリした!」
その後、暫く話しかけて来なくなりましたが、問題ありませんでした。
もともと中村係長が何もしていなくても仕事は回っているのですから。
今回のケースは計画通りになったので良かったのですが、中村係長がもっと賢く立ち回れる人だったら、こうはいきません。
(器の小さい)ぼくのように仕返しをしても、スッキリするだけでメリットがないので、失敗のリスクを考えるとお勧めしません。
ぼくは上司をおとしめる方向に努力してしまいましたが、上司をコントロールできると仕事がやりやすくなります。
信頼関係、弱みを握る、貸しを作る、思考を読んで、言葉巧みに、どんな方法でもいいので無能上司に合わせて、作戦を実行できるとあなたの仕事の幅が広がります。
中村係長はプライドが高いので、おだてて踊らせておくのが効果的です。気分よくさせておけば、無駄に突っ掛かって来なくなります。
全然思ってもないことでも、「この前のアドバイスのお陰で報告会が成功しました!」とでも言っておけばOKです。(笑)
部下としての処世術まとめ

以上、僕が中村係長の部下だった時の処世術です。
相手の懐に飛び込んでも、効果がない相手です。適度な距離を取って、深く関わらないようにしましょう。自分の身を守るためです。
課長は部下の能力くらい把握しています。真剣に相談することで、何かしらの対応はするものです。職場内の問題を放置しておくと、少しずつ真面目な人から蝕まれてしまいます。遠慮せずに打ち上げましょう。
会社に勤めていると理不尽なことはあります。(学校生活でもありますが…)
こんなにも大人気ない大人がいること、そんな人が出世してしまうこと、色々とありますが、会社員として成果を上げなくてはいけません。
時には部下が上司をコントロールすることで成果を出すこともあります。
上司が優秀であれば必要のない行動ですが、社長になる以外は常に上司が存在しますので、身に付けると武器になるスキルです。
あなたの職場にも中村係長のような人はいませんか?
悩んだり愚痴を言っていても何も変わりません。行動をすれば変わる可能性があります。
上司の無能を嘆くだけではなく、あなたが上手に使ってあげましょう。
それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。
★おまけ★
この本のおかげで無能上司へのイライラを回避できます。
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上司は選べませんが、仕事は選べます