上司図鑑

責任から逃れ、部下を見捨ててしまう残念な上司との付き合い方・対処法【上司図鑑】

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責任を取らず、手のひらを返して逃げてしまう上司に出会ったことはありませんか?

悩んでいる人

直属の上司なのに、助けてくれない。
それどころか報告会で敵に回っている…。
責任を負わずに逃げてばかり…。
いなくていいよ…。

50代に人気の「評論家」を目指す上司です。

「うわー!上司ガチャ外れたーー!」

って思いますが、簡単には職場や上司を変更することはできません。

それなら、振り回されることなくハッピーに仕事をしたいですよね。

そこで、海外出向、長期出張、部署異動6回など、多くの職場を経験した僕(@suzukiblog_jp)が実践した処世術を紹介します。

【上司図鑑】責任から逃れ、部下を見捨ててしまう残念な上司と付き合うポイント

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さっそくですが、今回の上司『小林次長(仮名)』と付き合うポイント

  • 業務の進捗状況はこまめに報告する
  • 重要な会議でも任せてもらう
  • 責任は自分でとる

小林次長の紹介

  • 業務管理は得意
  • 責任を負わないように必死
  • 社内で評論家を目指している
  • 出世のゴールテープは切っている
  • 雑談が好き
小林次長

小林です。
米国へ出向経験があり、
英語が得意です。
お酒は飲めないけれど、
飲み会が大好きです。
若い時はバリバリ働いていましたが、
最近は会社に行くのが仕事です。

すずき

補足します。
男性、大卒、既婚、温厚。
上司でなければとても良いおじさん。
どんな飲み会でも気前よく払ってくれて、
年少者はお釣りで収支プラスになることも。

評論家の上司と付き合うためのヒント3つ

僕の会社では50歳くらいで出世が頭打ちになった人が「評論家」になってしまいます。

この記事での「評論家」は自分の知識をひけらかして、当たり前のことしか言わない困った人のことです。

仕事をする上では、目をそらしたくなるなる事実がゴロゴロ転がっています。

理想論だけを言う人を社内評論家と揶揄しています。

1. 業務の進捗はこまめに共有しよう

小林次長は無能ではありません。

若い頃はしっかり働いて、次長まで上りつめた「業務管理」能力があります。

今となっては既得権益にしがみついて全力で働いてませんが、自分が責任を負わないために、最低限の仕事をしています。

なので、業務状況をこまめに報告すれば、良好な関係が築けます。

困っていることも素直に打ち明ければ、大問題になる前に知恵を出してくれます。

情報共有を怠らない
平気で敵に回ってしまう

情報共有を後回しにしていると、会議で敵からも味方からも攻撃をくらうことになります。

2. 重要な会議でも任せてもらおう

小林次長は極端に責任から逃れようとします。

逆に責任問題が起きなければ何をやっていても文句は言いません

問題が起きたときに覚悟を決めるのが上司の仕事だと思いますが…、ある審議会でのエピソードです。

小林次長が信じられない行動をしてきました。

別の部署を含んだ関係者が集まり、渡辺課長と僕のプロジェクトに対して判断を仰ぐ場です。

小林次長は僕達が提案する審議内容を把握していたにも関わらず、他部署の次長から指摘を受けた時に、援護射撃をすべきタイミングで、なんと…

一緒になってこちらを口撃し始めたのです。

僕は唖然としてしまい、渡辺課長はその場で怒りを抑えるので必死でした。

審議会は無事に終わったものの、他部署の次長さんから、「あれは無いよねぇ」と言われる始末です。

いなくても問題なし
会議に呼ばない選択も考える

もし、あなたの上司が小林次長みたいな人だとしたら、傷付く前に対策することをお勧めします。

3. 自分で責任を取ってみよう

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通常であれば審議会には、それなりの立場の人が出向くものですが、小林次長は違います。

「あとはやっておきます」と伝えれば快く送り出してくれます。

上司の後ろ盾がない不安はありますが、上司がいないことで責任感が跳ね上がります。

なかなか経験できることではないので、思い切って挑戦する価値はあります。

覚悟を決めて、大舞台に挑戦しよう
経験値が大きく手に入る

経験のない大きな会議へ出席するとレベルが上がります。

課長の指導と、経営役員の指導は視点が違います。間違いなく勉強になります。

当たって砕けても、失うものは少ないです。

もし問題が起きても、あなたに任せた上司が怒られるだけです (笑)

まとめ

以上、僕が小林次長の部下だった時の処世術です。

ポイント①
業務の進捗はこまめに共有しよう

最低限の身を守る手段です。上司がかわっても、身に付けておいて損のないスキルなので、習慣にできると会社生活が楽になります。

すずき

こまめな業務報告は意外と役立ちます。
上司の「あれ、どうなってる?」という
僕の都合無視の確認が減ります。

ポイント
重要な会議を任せてもらおう

上司からの評価も上がり、自身のスキルアップに繋がります。許されるなら、あなたが会議を取りまとめ完結させましょう。

ポイント
自分で責任を取ってみよう

当たって砕けろ精神でやってみましょう。準備ができていれば、なんとかなります。いつか判断をする立場になるつもりなら、予行練習を無責任でやれると考えてもいいのではないでしょうか。

あなたの職場にも小林次長のような人はいませんか?

限界まで出世して、あとは評論家気取りで、のんびり会社生活を送ろうとする人は多いです。大企業だからかもしれませんが、生産性が落ちる要因ですよね。

そんな人でも見習える能力は持っています。(たまに全く学ぶことのない人もいますが…)

少しでもあなたが活用してみてはいかがでしょうか。

それでは、最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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